安全に関する注意
塩素系のパイプクリーナーと、酸性の洗剤(クエン酸・酢を含む)を同時に使わないでください。有毒なガスが発生し危険です。熱湯を排水口に流すのも避けてください(高温で塩ビの配管が変形することがあります。使うなら50℃前後のぬるま湯にしてください)。
キッチンの排水口が詰まる原因の多くは、油汚れと食材カスがたまったヘドロです。
重曹とクエン酸、またはパイプクリーナーで溶かせば、自分で直せることがほとんどです。まず取り外せる部品を外して掃除します。
原因は油・食材カスのヘドロ
キッチンの排水口には、調理で流れた油、食材のカス、洗剤の残りがたまります。
これらが固まってヘドロ状になり、水の通り道をふさぎます。油汚れが冷えて固まると、特に詰まりやすくなります。
自分でできる直し方
上から順に試してください。
- 部品を外す — 排水口のカバー・ゴミ受け・排水トラップ(封水筒)を外し、たまったゴミを捨てる
- 重曹とクエン酸で溶かす — 重曹を1/2〜1カップまき、お湯に溶かしたクエン酸を注ぐ。発泡したら30分ほど置く
- パイプクリーナーを使う — 液体を注ぎ、30分ほど置いて油を溶かす
- ぬるま湯で流す — 溶けた汚れを洗い流す
やってはいけないこと
安全のため、次は避けてください。
- 熱湯を流す — 塩ビの配管が変形することがある。使うなら50℃前後のぬるま湯
- 塩素系と酸性を混ぜる — パイプクリーナー(塩素系)とクエン酸・酢を同時に使うと有毒ガスが出る
業者を呼ぶ目安と費用
次のときは、業者に相談してください。
- 掃除・パイプクリーナーを試しても詰まりが取れない
- 何度もくり返し詰まる(配管の奥や配管自体の問題)
- 水が逆流してくる
排水つまりの修理は4,400〜11,000円前後が目安です。作業内容で変わるため、まず見積もりを取り、納得してから依頼してください(症状別の相場は水道修理の料金相場)。
業者に頼むときは、水道局指定工事店か、作業前に書面で総額の見積もりを出すかを確認すると安心です(水道修理業者の選び方)。
よくある質問
熱湯を流して溶かしてもいいですか?
熱湯は避けてください。排水管は塩ビ製のことが多く、60℃を超えるお湯で変形する恐れがあります。油汚れをぬるま湯で流したいときは、50℃前後にしてください。熱湯でなくても、パイプクリーナーや重曹とクエン酸で十分に対処できます。
重曹だけで効きますか?
重曹だけより、クエン酸(または酢)と合わせると効果的です。重曹を1/2〜1カップまき、その上からお湯に溶かしたクエン酸を注ぐと、発泡してヘドロを浮かせます。30分ほど置いてから、ぬるま湯で流してください。
何度掃除してもすぐ詰まります。
排水口の手前ではなく、配管の奥に汚れがたまっているか、配管自体に問題がある可能性があります。市販のパイプクリーナーでも改善しない場合は、無理をせず水道修理業者に相談してください。高圧洗浄で奥の汚れを落とせることがあります。
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