安全に関する注意
分電盤で何度もブレーカーが落ちる場合は、漏電やショートの可能性があります。無理にくり返し入れず、業者や電力会社に相談してください。エアコン内部の分解は行わないでください。
エアコンの電源が入らないときは、まずコンセント・ブレーカー・リモコンの電池を確認します。
これらが原因のことが多く、自分で直せる場合がほとんどです。上から順に確認しましょう。
まず確認:電源まわり
通電しているかを確かめます。
- コンセントがしっかり差さっているか、抜けていないか
- 分電盤のエアコン専用ブレーカーが「切」になっていないか
- 停電していないか(他の家電も止まっていないか)
ブレーカーが落ちていたら「入」に戻します。すぐまた落ちる場合は、漏電の可能性があるため無理をせず業者へ。
リモコンを確認する
本体に電気が来ていそうなら、次はリモコンです。
- 電池を新品に交換する。液漏れや端子の汚れがあれば拭く
- リモコンのリセットボタンを、つまようじなど先の細いもので押す
リモコンの表示が薄い・出ない場合は、電池切れが濃厚です。
本体の応急運転ボタンで切り分ける
リモコンを替えても動かないときは、本体の応急運転(強制運転)ボタンを押します。
- 動いた → エアコン本体は正常。リモコンか受光部の不具合
- 動かない → 本体側(基板・配線)の故障が疑われる
これで、どちら側の問題かを切り分けられます。
本体のリセットを試す
一時的な誤作動なら、電源のリセットで直ることがあります。
コンセントを抜き(またはブレーカーを切り)、数分ほど待ってから戻します。内部にたまった電気が抜けるのを待つのがポイントです。
業者に頼む目安と費用
ここまで試しても電源が入らないときは、室内機・室外機の基板や配線の故障が疑われます。
基板交換は15,000〜50,000円前後が目安です。原因で費用は変わるため、まず見積もりを取り、納得してから依頼してください(症状別の相場はエアコン修理の費用相場)。
よくある質問
リモコンの表示は出るのに、エアコンが動きません。
リモコンは電池が生きていて表示が出ても、信号がエアコンに届いていないことがあります。リモコンをエアコンに近づけて操作するか、本体の応急運転ボタンで起動するか試してください。応急運転で動けば、リモコンかエアコンの受光部の問題が疑われます。
応急運転ボタンはどこにありますか?
室内機の本体、前面パネルを開けた内側や側面にあることが多いです(機種により位置や名称が異なります)。取扱説明書で「応急運転」「強制運転」の項目を確認してください。押して運転が始まれば、本体は動くのでリモコン側の不具合と切り分けられます。
ブレーカーがすぐにまた落ちます。
漏電やショートの可能性があり、危険なサインです。無理にくり返し入れ直さないでください。エアコン以外の家電を使っていないかを確認し、それでも落ちる場合は業者や電力会社に相談してください。
関連する記事
-
エアコン修理業者を選ぶときに確認したいポイントを、電気工事士の資格、料金の透明性、保証内容、メーカー保証との使い分けに分けて解説。悪質業者を避けて、安心して頼める業者を見分ける方法をまとめます。
-
エアコンのガス補充費用の相場|15,000〜30,000円が目安
エアコンのガス補充(ガスチャージ)の費用相場は、15,000〜30,000円が目安です。ただしガスは本来減らないため、減っている=どこかで漏れているサイン。補充だけでは再発することと、根本修理の考え方を解説します。
-
エアコンの取り付け工事は標準で13,500〜23,000円、取り外しは5,000〜10,000円、移設は両方で20,000〜40,000円が目安です。標準工事に含まれる範囲、追加料金が出るケース、リサイクル料金990円まで解説します。
-
エアコン室外機の修理費用は、ファンモーター交換で20,000〜36,000円、制御基板で24,000〜37,000円、コンプレッサー交換で58,000〜110,000円が目安です。部品別の相場と、修理か買い替えかの判断基準を解説します。