安全に関する注意
室外機を分解したり、動かない原因を調べるために内部に手を入れたりしないでください。感電やけがの危険があります。電装部・ファンモーターの点検や交換は、専門の業者に依頼してください。
室外機が動かないときは、まず故障ではないケースを除いてから、電源や周囲を確認します。
設定や一時停止が原因のこともあり、あわてて修理を呼ぶ前に確認できることがあります。
正常なケースもある
次の場合は、故障ではありません。
- 運転モードが「送風」になっている — 送風では室外機は基本的に動かない
- サーモオフ — 設定温度に近づくと、室外機が一時的に止まる正常な制御
- 霜取り運転(冬の暖房時) — 室外機の霜を溶かすため一時停止する
しばらくして再び動き出すなら、様子を見て問題ありません。
自分でできる確認
止まったままのときは、次を確認します。
- 運転モード — 冷房(または暖房)になっているか。設定温度は適切か
- ブレーカー・コンセント — 室外機側の電源が落ちていないか
- 室外機のまわり — 段ボール・植木鉢・落ち葉・雪などでふさがれていないか
- フィルター掃除と電源リセット — 運転を止め、プラグを抜いて1分ほど待って戻す
周囲の障害物を片づけるだけで、動き出すこともあります。
故障が疑われるケース
次のときは、内部の故障が疑われます。
- 通電しているのに、室外機が無音でファンも回らない
- 「ブーン」と音はするのにファンが回らない(ファンモーターの故障)
- 異音・振動・こげ臭いにおいがする
これらは自分では直せません。無理に使い続けると悪化するため、業者に点検を依頼してください。
業者に頼む目安と費用
室外機のファンモーター交換は15,000〜30,000円前後、基板交換は15,000〜50,000円前後が目安です。
原因で費用は変わるため、まず見積もりを取り、納得してから依頼してください(症状別の相場はエアコン修理の費用相場、業者選びはエアコン修理業者の選び方)。なお、室外機は動いているのに冷えない場合は、室外機は動いているのに冷えないときの対処を参照してください。
よくある質問
室外機が止まっているのは故障ですか?
必ずしも故障ではありません。設定温度に達すると、室外機が一時的に止まる『サーモオフ』という正常な制御があります。しばらくすると再び動き出すなら、故障ではありません。設定温度を下げて(冷房時)様子を見てください。
室外機から音はするのに、ファンが回りません。
ファンモーターの故障が疑われます。通電していて『ブーン』と音はするのにファンが回らない場合、モーターやコンデンサーの不具合が考えられます。この状態で使い続けると他の部品を傷めることがあるため、業者に点検を依頼してください。
冬に暖房で室外機が止まるのは大丈夫ですか?
暖房中に室外機が一時的に止まり、白い湯気が出ることがありますが、多くは『霜取り運転』という正常な動作です。室外機についた霜を溶かしているあいだ、暖房が止まります。数分で再開するなら問題ありません。
関連する記事
-
エアコンの基板(基盤)交換費用|相場15,000〜40,000円
エアコンの基板(基盤)交換の費用は、15,000〜40,000円が目安です。電源が入らない・エラーが出るなどの故障で交換します。室内機・室外機別の内訳、使用年数による修理と買い替えの判断基準を解説します。
-
コロナのエアコンは、お掃除ランプやタイマーランプの点滅で異常を知らせます。お掃除ランプの点滅はお手入れ時期のお知らせ、タイマーランプの点滅はセンサーや通信の異常が考えられます。勝手に止まる場合の本体リセット手順や、点滅の種類ごとの意味を解説します。
-
エアコンの運転ランプ・タイマーランプが点滅して止まるのは、異常を知らせるサインです。まず試す電源リセット、エラー内容の確認方法、多い原因、業者を呼ぶ目安と修理費用の目安まで解説します。
-
エアコンを使うとブレーカーが落ちるのは、容量オーバー(同時使用)か、エアコンの漏電が主な原因です。落ちたブレーカーの見分け方、漏電が疑われるときの危険と対処、業者を呼ぶ目安と費用まで解説します。