安全に関する注意
冷媒(ガス)の補充や配管・電装部の作業には専門の資格と道具が必要です。自分でガスを入れようとしないでください。市販の補充剤で無理に対処すると、故障や事故の原因になります。
室外機が動いているのに冷えないときは、冷媒(ガス)漏れの可能性があります。
ガスは自分で補充できないため、サインを確認したうえで業者に相談するのが正解です。まずは自分でできる確認から順に進めましょう。
まず自分でできる確認
ガス漏れと決める前に、簡単な原因を先に外します。
- 運転モードと設定温度 — 「冷房」になっているか、設定温度が室温より十分低いか
- フィルターの掃除 — ホコリづまりで冷房効率が落ちていないか
- 室外機のまわり — 前がふさがれていないか、直射日光で高温になっていないか
- 10〜15分様子を見る — 掃除・設定の見直しで冷え方が戻るか
これで戻らず、次のサインがあれば、ガス漏れが疑われます。
ガス漏れのサイン(見分け方)
冷房を15分ほど運転して、次を確認してください。
- 室内機と室外機をつなぐ細い配管に、白い霜がついている
- 室外機から出る風が、生ぬるくなく常温のまま(通常は生ぬるい風が出る)
- 年々、少しずつ効きが弱くなってきている
これらは、冷媒がうまく循環せず熱交換ができていないサインです。
ガス漏れは自分で直せない
冷媒ガスの補充や漏れの補修は、専門の資格と道具が必要な作業です。
市販の補充剤で対処しようとしても、漏れている箇所はふさがらず、根本解決になりません。無理に触ると故障や事故の原因になるため、ガス漏れが疑われる時点で業者に任せてください。
業者に頼む目安と費用
次のときは、業者に点検を依頼してください。
- 自分でできる確認をしても冷えない
- 配管の霜・室外機の常温の風などガス漏れのサインがある
- 室外機のファンが回っていない、異音・水漏れがある
ガス補充(冷媒チャージ)の費用は15,000〜30,000円前後が目安です。ただし漏れの原因によって作業は変わるため、まず見積もりを取り、納得してから依頼してください(症状別の相場はエアコン修理の費用相場)。
よくある質問
ガスは自分で補充できますか?
できません。冷媒ガスの取り扱いには専門の資格と機材が必要で、量や圧力の管理を誤ると故障や事故につながります。市販の補充剤もありますが、根本原因(漏れている箇所)を直さないため、おすすめできません。ガス漏れが疑われるときは業者に依頼してください。
ガスを補充すれば直りますか?
一時的に冷えるようになっても、漏れている箇所をふさがなければ、また同じように抜けてしまいます。ガス漏れは「補充」ではなく、漏れの原因(配管の劣化・施工不良など)を直すのが本来の修理です。業者に点検してもらい、原因ごと対処するのが確実です。
冷えないのはガス漏れ以外の原因もありますか?
あります。フィルターのつまり、設定(送風になっている)、室外機まわりの高温や障害物でも冷えにくくなります。これらは自分で確認できるので、先に済ませてください。それでも冷えず、配管に霜や室外機の常温の風といったサインがあれば、ガス漏れが疑われます。
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